春は出会いの季節。初対面の方と接する機会もぐんと増えますね。「初めて話す相手だと、何を話していいかわからず困ってしまう…」そんな時のために、覚えておきたいのが次のフレーズ。
「たちつてと、なかにはいれ」
これは、『人は「話し方」で9割変わる』(福田健・著)の中で紹介されている「会話のネタ」のヒント。それぞれのネタの頭文字を並べたものです。
た=食べ物 好きな食べ物やお酒、話題の店、新発売のスイーツなど
ち=地域 地元や出身地、旅行先など印象に残っていること
つ=通勤 会社までの交通手段や経路、満員電車での過ごし方など
て=天気 今日の天気、週末の天気、今年の天候の傾向など
と=富(景気) 業界や市場の動向、売れ筋商品の話など
な=名前 名刺を見て読み方や由来を聞く、地名の話題など
か=体 健康に関する情報、スポーツやダイエット、体にいい食べ物など
に=ニュース 世の中で話題になっている時事ネタや芸能ニュースなど
は=はやり 流行している言葉や食べ物、ライフスタイルなど
い=異性 好きな芸能人や好みのタイプなど。ただし立ち入りすぎには注意!
れ=レジャー 休日の過ごし方や趣味の話題など
また、同じ本の中には、会話を盛り上げる「さしすせその法則」も紹介されています。
さ=「さすがですね」
し=「知らなかった」
す=「すごい」
せ=「センスがいいですね」
そ=「そうなんですか」
「話し上手は相づちがうまい」とよく言われますが、この「さしすせそ」のように相手を認めて褒める相づちを上手に打つことができれば、初対面の方とでも話がスムーズに運びそうですね。
会話のネタのヒントと、相づちのテクニックを覚えて、初対面の方ともスムーズな会話をできるよう心がけてみませんか?