ちょっとひといき 漫画deポン!気になる言葉

漫画deポン!気になる言葉

IoT

IoTとは“Internet of Things”の略称です。“Things”の解釈の幅が広すぎて実際にどんなことができるのか、はっきりわからないかもしれません。IoTについて、その取っ掛かりを掴んでみませんか。

IOT

どんなモノもインターネットに繋がる可能性がある!?

Internet of Thingsという言葉自体は、15年以上前に使われ始めた言葉であるとされています。そもそもは、モノに埋め込まれたタグ(チップ)がセンサーを介してインターネットに繋がり、相互で通信が可能になる状態や技術のことです。その頃よりも現在ではかなり広い範囲での意味で捉えられているようです。

“Things”の意味するところが“タグが取り付けられた機器”から“ありとあらゆるデバイスやモノ”というような捉え方に代わっていっているようです。漫画内で登場する万歩計の例はあくまで仮想の例ですが、デジタル家計簿や体重計によるヘルスケアが進んでいる近年の状況をみると、家事や買い物など生活のあらゆる場面でネットワークによる管理が進む未来もありえるかもしれません。

身の回りのことも端末で管理が可能な世界に!?

広い意味でのIoT、“モノのネットワーク管理化”が進むと、もともとそれ自体では稼働していた電化製品などインターネットには繋がっていなかった様々なモノがネットワークを介して操作したり状況を知ることができるようになります。たとえば、最近では既に使われている機能ではありますが、エアコンや電気を遠隔操作して点灯の確認・点消灯の操作が可能になります。また、学校に行っている子どもの体温を職場にいる親がチェックできるヘルスチェックなど、私たちの日々の生活にも普及が進む可能性があります。