業務で関わる機会がないと、案外知らないままになってしまう「オフバランス」という言葉。
バランスシート(賃借対照表)に計上しない=オフするという意味の言葉ですが、そもそもどうしてそれをする意味があるのでしょうか。
資産をバランスシートに計上しない「オフバランス」化は、借入金や金利を減らすことができるので、総資産利益率(ROA)も向上し、外部からの評価も高まります。
また、固定資産を減らすことにもつながりますので、固定資産の管理業務を減らすことができることもメリットです。
これまで、ITシステムはリースによって「オフバランス化」されることがほとんどでした。
しかし、IFRS(国際会計基準)の導入でリースはオンバランスに分類され、メリットが薄れました。
そこで注目したいのが「クラウド」の活用。
クラウドのサービス利用料は「オフバランス」扱いされます。
また減価償却もなくなるので、システムも切り替えも柔軟になりスピード経営にも寄与します。
「クラウドはITの新潮流であるのは間違いない。でも、うちの会社で使うのはどうかな…」という方のために、 クラウドの真の姿をわかりやすく解説し、疑問や不安にお答えします。ぜひご覧ください。