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標的型攻撃メール

最近流行っている「標的型攻撃メール」はサイバー攻撃の一種です。攻撃を防げなかった時には最悪の場合、情報漏えい等の損害につながる恐れがありますが、困ったことにアンチウイルスソフトだけでは防げません。
どういった攻撃なのでしょうか。

大企業の取引先や子会社が狙われやすい

最近、ネットの脅威で増えているのが「標的型攻撃メール」。
マンガにあるとおり、特定の企業や団体に標的を絞ったサイバー攻撃です。

特に狙われるのが、攻撃者がほしい情報を持つ大企業の取引先や子会社です。
取引先や子会社は大企業に比べてセキュリティ対策が弱いと考えられているからです。

標的型攻撃メールは防御しにくい。有効なのは出口をふさぐこと

一般的な標的型攻撃の手法は、普段のやり取りを装ったメールに添付されたファイルや記述されたURLに誘導して、アクセスしたパソコンの情報を抜き取ることです。
メール自体は普通のものなので、これまでのような外部から来るウイルス対策をすり抜けてしまいます。

そこで重要なのは「出口」対策。
つまり内部から外部に不正に送信される情報をブロックしたり、怪しいアドレスにアクセスできないようにする仕組みを導入することが効果的です。

関連情報

●独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)

標的型攻撃メールに関するページです。