伊達政宗の居城として知られる仙台城(青葉城)は、仙台市街地の青葉山の上に位置します。1600年の関ヶ原の戦いで徳川方についていた政宗はこの地への築城を許され、1602年に着工。標高は約130mの天然の要害に築かれており、将軍家康の警戒を避けるために、あえて天守閣は設けなかったともいわれています。
残念ながら今では城自体が消失し、石垣と再建された脇櫓(わきやぐら)のみですが、歩いて坂を登れば城跡で待ち構える政宗の騎馬像に迎えられ、仙台市街地や太平洋を一望できます。天下取りの野望を抱きながら、政宗はどんな思いで城下を見下ろしたのか、そんなことを考えながら散策するのも楽しいスポットです。
※仙台城主・伊達政宗についてはこちらも併せてご覧ください
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「伊達政宗」 ~その武人としての側面 奥州王・伊達政宗~
仙台城跡地から歩いてすぐの青葉山エリアは、宮城県護国神社や青葉城資料展示館など歴史的な観光スポットが目白押し。青葉城資料展示館には伊達家にまつわる歴史的な書物や調度品の展示があります。さらに、今は現存しない仙台城や城下町をCGで再現した「バーチャル仙台」やVR(バーチャルリアリティ)で見る「仙台城VRゴー」といった、デジタル技術を駆使した体験型のプログラムも人気を集めています。
また、伊達政宗公や成実公、片倉小十郎など伊達ゆかりの武将で構成する観光PRグループ「伊達武将隊」が仙台城跡にお目見えすることも。タイミングがよければ彼らのパフォーマンスを目撃できるかも?
※「仙台城VRゴー」は当面の間休止しています。来訪の際にはお問い合わせください。
仙台のグルメといえば、まずは牛タン。濃厚な旨味と独特の歯ごたえはたまらない味わいで市内にもたくさんの名店があります。
伊達政宗も愛したといわれるずんだ餅は、お土産としてはもちろん、散策中のおやつとしても味わいたい1品。出来立ての柔らかい餅と香り豊かな豆のおいしさは格別です。
また、黒潮と親潮、津軽暖流などが交差する宮城三陸は、国内でも有数の好漁場。複雑に入り組むリアス式海岸から水揚げされる実に多様で良質な魚介類を使い、店独自のネタ、タレ、そして宮城県産の米で丼にしたものが「仙台づけ丼」です。仙台を訪れた際はぜひ現地で食べたいグルメの1つです。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、施設の利用時間やイベントの開催には変更が生じている場合があります。施設利用時にはマスク着用などの注意事項もありますので、ご来場の前に各施設にお問い合わせくださいますようお願いいたします。
〒980-0862 仙台市青葉区川内1
電車利用の場合 : JR仙台駅から観光シティループバス(るーぷる仙台)で約20分、博物館・国際センター前下車徒歩3分。または仙台市地下鉄東西線国際センター駅から徒歩10分
車利用の場合 : 東北自動車道仙台宮城ICから約10分
入園自由
https://honmarukaikan.com/
〒980-0862 仙台市青葉区天守台青葉城址
Tel : 022-222-0218
Fax : 022-222-0249
開館時間 9:00~16:30 ※閉館時間は季節により異なります。
(※有料駐車場があります)
開館時間 4/1~11/3 は9:00~17:00(※受付は16:30まで)
(11/4~3/31は閉館16:00、受付は15:30まで)
休館日 ※年中無休(ただし、年に数日、館の施設・設備等のメンテナンスのため休館することがあります)
入館料 一般700円/中・高生500円/小学生300円
仙台城VRゴー体験料 一般500円/中・高生400円/小学生300円
(※資料展示館と仙台城VRゴーのセット割引もあり。詳しくはお問い合わせください。また仙台城VRゴーは新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より、当面は休止しています)